1960~70年代の日本のデザインが好きで、その当時のポスターや雑誌などを集めているのですが、そのきっかけになった1冊「BOOKS ON JAPAN 1931-1972 日本の対外宣伝グラフ誌」を紹介します。
1931年から1972年までに出版された日本の対外宣伝グラフ誌のなかで、有名な古書店である森岡書店店主であり、対外宣伝グラフ誌のコレクターでもある森岡督行さんが106点を厳選し表紙、誌面をカラーで掲載。
日本が誇る伝説の2大グラフ誌で日本のデザイン界のルーツであり、後のクリエイターに多大なる影響を与えた「NIPPON」「FRONT」


海外に向けられた観光宣伝や日本文化を紹介するPR誌


戦後の宣伝グラフ誌の傑作「NEW JAPAN」

原弘、河野鷹思、山名文夫、亀倉雄策、木村伊兵衛、土門拳などなど昭和を代表するデザイン・写真界の錚々たる巨匠たちが、その時代における最高の技術を惜しみなく使えた環境で極めて質の高いクリエイションを発揮。
70年以上も前のものばかりですが、今見ても新鮮さがあり、時代を経ても変わらないインパクトとデザインがあります。
どれも入手困難で市場に出てもプレミア値なので手にすることは、多分難しいと思いますが、こうして1冊でまとめて鑑賞できるので非常にありがたいです。
ぜひ手に取ってみてください。